お知らせ

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第12回2024フォローアップセミナー

ジャシド会員各位

会員の先生方におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

平成29年6月のJSOI施設長会議におきまして各研修施設に対し認定講習会だけではなく教育カリキュラムの更なる充実(講習会では足りない部分の教育)を図るように通達がありました。将来的には所属研修施設主催の指定教育カリキュラムの単位を取得していることが在籍証明書発行の条件になることも検討されているとのことです。

このようなことからJACIDでは試験的に会員の先生方へ向け、フォローアップセミナーを開催していく運びとなりました。対象は全会員の皆様となります。著名な講師の先生にお越しいただき、明日からの診療に役立つ御講演をしていただこうと企画しております。認定講習会受講中の先生におかれましても積極的にご参加いただければ幸いです。

なお、ジャシド入会から5年以内の先生方におかれましては、必ずご出席をお願いいたします。認定講習会時にもアナウンスしておりますが、今後JSOI専門医取得やケースプレゼンテーション試験受験をご予定であれば、ジャシド内部指導医の先生との顔合わせ・ご挨拶も兼ねて、ご出席頂くのが今後スムーズかと思われます。JSOIの方針も変わりつつあり、研修施設での在籍証明や活動記録が重要視される傾向にあるようです。この度の特別講演会などの催しに限らず、例会・フォローアップセミナー・総会には毎回ご参加頂きますようお願いいたします。

第12回フォローアップセミナー

【開催日】
2024年11月17日(日) 9:30~13:00(開場9:00)

【会場】
クロス・ウェーブ梅田 大研修室
〒530-0026 大阪府大阪市北区神山町1-12
https://x-wave.orix.co.jp/osaka

【演題】
「インプラントオーバーデンチャーを成功に導くために」

【講師】
奥野 幾久 先生 大阪市北区 医療法人歯研会 奥野歯科医院 院長

口腔内に生じた歯牙欠損に対しインプラント治療を適用する患者の多くは、固定性補綴装置を希望することが多い。しかし、超高齢社会を迎えた我が国においては、一つの治療オプションとしてインプラントを併用した可撤性補綴装置の選択を提示する機会が今後増加するものと考えられる。その理由として、高齢患者の場合、全身状態や心理的側面からなるべく大規模な骨造成などの付加的処置を避けた低侵襲な治療が求められること、さらには治療期間や経済的制約などの理由から、できる限りシンプルかつ効果的なインプラント治療が優先されると考えられるためである。しかし、いざ日常臨床においてインプラントオーバーデンチャーを適用しようとすると、解剖学的な制約からインプラント埋入ポジションの自由度が少なく、意外と手術難易度の高い症例が多いことに気付く。さらに補綴学的・生物学的な合併症といった様々なトラブルに直面し、その対応に苦慮する場面も少なくはないのではなかろうか。
本講演では、インプラントオーバーデンチャーを成功に導くための、演者の日常臨床における取り組みを紹介しながら、これからの欠損補綴について考えてみたいと思う。

[ご略歴]
・1997年 朝日大学歯学部 卒業
・2002年 大阪大学大学院歯学研究科大学院 卒業
・2008年 大阪市北区 医療法人歯研会宮崎歯科 勤務
・2012年 大阪市北区 医療法人歯研会奥野歯科医院 理事長
・2020年 大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能再建学講座(有床義歯補綴学・高齢者歯科学)臨床准教授

[所属・資格]
・日本補綴歯科学会 専門医・指導医
・日本口腔インプラント学会 専門医
・5-Dジャパンデンチャーコース インストラクター

【受講費】
JACID会員 無料

【プログラム(時間は変更となることがあります)】
9:00           開場・受付
9:30 ~12:50   講義
12:50 ~13:00 質疑応答・閉会

【注意事項】

    1. 体調不良がある際には無理な参加は御遠慮いただきますようご協力お願いいたします。
    2. お申し込み後 登録内容に記載いただきましたメールアドレスに申し込み完了のメールが届く設定になっていますが、個々の受診設定等によりゴミ箱や迷惑メールへ分類されてしまうケースがあるようです。ご注意ください。

【申込方法】
下記フォームよりお申し込みください

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